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ずれをなくすのが今年の目標 [パガニーニへの道 II]

今回は、2回分のレッスンをまとめて記載。

本年の目標について、美探先生から訓辞があった。
「左手の右手のずれを完全に無くすこと。どうすればよいのか、私も一緒に考えるが、大人からバイオリンをはじめた人に共通する課題である。」

実は、これについては結構調べている。
まずは、こうしたズレた音に対してわかる耳の精度が必要。最初はこのズレていると言われても微妙なためわからなかったのだが、何回も指摘されているうちに、アタックがはっきりしない音、アタックの立ち上がりがそうなのだとわかってきた。
アタックをはっきりさせるためには、「弦を指で押えた次の瞬間に弓を動かすこと」が基本。このことは鈴木鎮一先生の著書にもかいてある。
「1指・2弓・3発射」というらしい。2は弓の準備、3は弓を動かすこと。
1と2のタイミングは非常に微妙だが、同時という感覚では、どうもズレるようだ。

この理論は、頭ではわかっていても少し指使いやポジション移動が難しいところにくるとこの順番が狂ってくる。となると、先生からは、「あ、またズレた。」と指摘される。最近では、「あ、またズレた。」と指摘される前にわかるようになってきたのは進歩なのだと思う。

●12度の練習
 久しぶりに12度の練習をする。これはものすごく大変な練習で、指がつりそうになるのであるが、
これを毎日練習するように。ただしやり過ぎは駄目だそうだ。

●小指の拡張練習
 A線で、1指、2指(音程C)3指を固定しておき3ー4ー3−4の要領で動かしていく。
 3−4は半音ずつ拡張していく。つまり4指は、E、F、Fis、Gと開く。Gisまで開きたいとのことだがさすがにこれは無理。

●音階練習
 F-molを3ヶ月もやっていたのだがようやく終る。次回はDes Dur。

●カイザー 29番
 今回はノーマルなデタッシェだけではなく、スピカートの練習5、練習11を実施。弓は下半分、元弓の部分で弾ませながら弾く。実はこの練習は楽しい。あのカルミニョーラの高速スピカートを思いだしながら弾いているのだ。
 先生からはスピカートを正確にコントロールするためにメトロノームと一緒に練習するようにと指導される。

●フィオッコ:アレグロ
 プラルトリラーの部分をもっとすばやくとの注文がつく。それにしても16分音符にプラルトリラーがつくので指を追いつかない。一通り最後まで演奏する。
次回は、暗譜してくることと、72のテンポで演奏できるようにとのこと。

次回はレッスンはお休みで第五週に振り替えるとのこと。
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